Saloon for International Cooperation

国際協力サロン-Together

ホーム > 当サロンについて
当サロンについて

設立趣旨

 我が国の途上国への開発援助(ODA)は、開始以来半世紀を超えました。今日までに技術協力の専門家や青年海外協力隊を主に、近年はシニア・ボランティアも加わり12万人を超える方々が国際協力に参画、現地活動を続けてきましたい。日本からの要員の派遣だけでなく、ODAによって来日した途上国の研修員や 招かれた青年たちは、36.5万人に達します。これらの人々の交流・往来・貢献によって途上国の人造り、国造りが着実に成果を上げてきました。

 しかしながら、先進諸国の中でトップのODA実績を続けてきたわが国は、今世紀に入ると国の財政上の問題や政策課題の変動などから減退の一途をたどっています。昨年2007年の実績が主要欧米諸国に抜かれて第5位にまで落ち込んだことは誠に残念でたまりません。

 一方、途上国の現状は依然として貧困の解消や保健医療の改善からはほど遠く、政界の情勢は戦争や紛争、テロの続発に加え、地球規模の課題である地球温暖化、水不足をはじめ新たな局面といえる原油や食料の大幅な値上がり等々、国際的な取り組みを必要とする  困難な諸問題が山積みしています。

 このような経過と現状を考えると、国内におられる多くの国際協力経験者の知識と技術を一層多岐にわたって役立てていくことが極めて重要と思います。よりよい世界をつくるために役立ちたいと考える経験者が、旧交を温めながら、互いに学びあい、新しいことを企画し、これからの国際協力を担う若い人々に協力現場での体験を伝えていくことが求められていると痛感しています。

 その実行の「場」として、ここにささやかながら『国際協力サロン-Together』を開くことにいたしました。
この趣旨にご賛同いただき、多くの方々にご活用いただきたいと願っております。

2008年 5月

代表 吉満 博

目指す活動について

  1. 国際協力に携わってきた経験者とこれから国際協力を担う人々が「共に語らい」「共に行動する場」、<国際協力サロン>の常設

  2. 国際協力活動経験の社会還元を目指す個人または団体に対する事務所機能の支援

  3. 国際協力活動への参加を志望する人々に対する相談、カウンセリングの実施

  4. 開途上国支援に関する情報の提供、啓発

  5. 国際協力に関する講演会、勉強会の開催

  6. 国際協力活動経験者による出版物・研究実績等のインベントリー作成、広報

  7. 国際協力支援に係る出版物の発行、編さん

  8. 在住外国人を対象とする実用日本語講座の開催

  9. 国際協力活動スキル強化のための各種講座、研修・講習会の開催

  10. その他、本会の目的達成に関わる調査・研究及び各種事業の企画、実施

現在に至るまで

広尾サロンの写真

『国際協力サロン-Together』は予定通り、2012年12月28日に広尾のサロンを閉じました。広尾からJICA関係の団体が皆移転し、広尾にいる意義が薄れてきました。

2008年5月、代表 吉満 博を中心に、よりよい世界をつくるために役立ちたいと考える経験者が、旧交を温めながら、互いに学びあい、新しいことを企画し、これからの国際協力を担う若い人々に協力現場での体験を伝えていくことが求められていると痛感し、東京都港区南麻布5-2-39 ニュー東和ビル503号室をその実行の「場」(広尾サロン)とし開設し、2012年12月まで多くの方々にご活用いただきました。

2013年からは新しい形でサロンを運営し、2018年には10年を迎えることができました。サロン開設10周年記念行事として、大島 賢三氏をお迎えし元広尾協力隊事務局(現在は聖心女子大学 聖心グローバルプラザ)で講演会を催しました。

運営・利用方法

  1. 当サロンには事務局を置き、運営事務を務めるスタッフ数名が常勤します。

  2. 当サロンを利用される方は利用者の特定を図るため登録が必要となり、1,000円の登録料(事務手続き費用)を申し受けます。

    エクセルファイル「参加登録書」のダウンロード (34KB)

連絡先

郵便物 郵便 〒162-8433 東京都新宿区市谷本村町10-5 JICA地球ひろば メールボックス21 国際協力サロン-Together
電 話 電話 電話番号
メールアドレス メールアドレス メールアドレス
お問い合わせ ? フォームメール(SSL)
サイトURL URL https://ics-together.com
ページのトップへ戻る